Esperanza United

彩り

大学生活の花形とはなんだろうか。
私は授業、アルバイト、サークルの3つだと考えている。
そんな3大要素の1つであるサークルに2つ所属しており、なんなら両方のサークルで代表をするというよくわからないことをしていた。
1つはサッカーサークルで詳しくはKeshikasのページをご覧いただいたい。
もう片方はフットサルサークルでTHEサークルのような楽しみ方をしていた。男女仲良くフットサルをし、飲み会も時々行われ、全国に1万人はいるような大学生だった。しかし私はその1万人の中で上位10%に入るくらいには充実していたと思える。それには上述した代表を務めていたという経験が起因していると思う。代表になったのは2年生春、3年生もいる状況の中で代表に任命されたのは幸か不幸か少しの幸福感と共に、特大の気まずさを生んでしまった。同期と後輩からは慕われ(慕われていたと思いたい)。先輩からは「なんでこいつが仕切ってんの?」というような目で見られ、正直先輩からは嫌われていたんだろうなあと思う。今思えば1つ上の先輩で仲良い人が1人しかいなかったのはそれが原因かもしれない。私の性格に難があったのかもしれないとは思いたくない。
代表になってから1年半、色々なことを経験したと思う。100人規模の団体を動かした経験、ユニフォーム会社、グラウンド会社、合宿の会社、様々な会社様から様々な形で営業を持ちかけられて人生で初めて名刺をもらい、サークル運営に必要な会社様と数十万円の取引をしたのも人生初だったと思う。印鑑を押す時は手が震えた。学生のうちにこのような経験をできたのは良い財産だと思う。正直、代表就任時は色々なことを1人でやらないといけないという責任、キャパオーバーから「なんで代表なった?」と思ってはいたが徐々にそれは無くなっていった。なんだかんだ慣れれば運営も企画も1人でできるようになるし、自らのキャパも少しばかりは増えたと思うし、なんといっても1人でやり切った時の達成感は何にも変え難いものがあったと思う。私の大学生活という私だけのキャンパスに彩りを添えてくれたこのサークルには感謝である。
しかし悲しくも盛者必衰の理は現世にも有効なようで、平凡な大学生の大学生活を非凡なものにしてくれたこのサークル100人規模だったサークルは引退からものの1年で消失しかけている。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Latest Comments

表示できるコメントはありません。